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レーシックでまれに起こる可能性がある合併症 

◆上皮欠損

手術中に角膜表皮の上皮が1部むけてしまうことがあります。

高齢の方や、以前角膜に傷を負ったことのある方に起こりやすい傾向があります。

◆フラップの位置ずれやしわ(危険度:低  頻度1〜2%)

手術後の早い時期に目をぶつけたり、強くこすったりすると、フラップがずれたり
しわができてしまったりする可能性があります。

数日以内に的確に整復すれば、ほとんどはきれいに治りますが、長い間
放置しておくと元に戻らず、視力低下の原因になります。

◆フラップ下の炎症(危険度:低  頻度1〜2%)  

手術後1日〜1週間で発症するDLK(Diffuse Lamellar Keratitis)と呼ばれる炎症です。
ほとんどの場合は点眼薬や内服薬の追加で治りますが、非常にまれに悪化することがあり
その場合には手術的な処置が必要になります。

適切な時期に適切な治療を受けることで処置できますので、手術後の定期健診を
きちんと受けることが大切です。

◆上皮迷入(危険度:低  頻度1〜2%)

本来は角膜の表面を覆っている上皮細胞が、フラップの下に入り込んでしまう現象です。
まれに進行して手術的な処置が必要になることがあります。

◆矯正視力の低下

手術前に比べて、メガネなどによる矯正視力が1〜2段階低下することがまれにあります。

◆乱視の増強

レーザーをあてる部分のずれが起こって、乱視が出現したり増強することがまれにあります。

◆角膜エクタジア(危険度:中〜高  頻度不明)

安全な角膜の厚さを残さずに、無理に角膜を薄く削りすぎると、角膜の強度が低下して
変形を起こし、強い乱視を引き起こすことがあります。

通常は眼鏡やコンタクトレンズで矯正しますが、矯正しきれないほどの変形を起こした場合
には、角膜移植や角膜内リング挿入などの手術が必要になります。

安全な角膜の厚さを残し、適応をきちんと見極めれば、起こりえない合併症です。


 以上これらはとてもまれな合併症です。
 
 手術前の適応の見極めや、手術者の知識と技術でほとんどは回避できます。

 またかりに起きたとしても、適切な処置で回復します。

 ただし、非常にまれに起こる矯正視力の低下は、原因がわかっていません。

 しかし、手術前のレベルに戻ってしまうようなことはありません。


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